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春

先日無くなったジブリのパクさんこと高畑勲監督のとなりの山田くんの1シーンに
おばあちゃんが、桜を見てあと何度この桜が見られるだろうかとつぶやくシーンがあったことを思い出しました。
そのあと、おばあちゃんは30回やろか、などといってお母さんをずっこけさせていたのが印象的です。

日本人にとって桜はだれにとっても親しみのある花であり樹木ですが
満開の桜を見て今年も春が来たと実感する人も多いかと思います。

ただ、この桜どういうわけかそうそう見られる花ではないようなのです。

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と言うのも、四月は進学だったり就職だったり新年度がはじまりかなりばたばたした時期であり
引っ越しの荷ほどきをしていたり新しい環境に慣れようと頑張っていたり落ち着いて花見をするという気分ではありません。

また、我が北陸地方では4月は案外雨の多い時期です。低気圧も来て風が強く11月並の寒さの日も珍しくありません。
冬から春への季節の入れ替わり時期であり、大変体調を崩しやすい時期であります。
ここ10年くらい自室で安静にしてる自分では4月に外へ出かけるというのが困難であることが多く
今日も頭の痛みと眠気と闘いつつこの記事を書いていたりします。

加えて、天候の悪さは、桜の花の寿命を短くさせます。桜の咲く時期というのはかならず
数日かなり風の強い日というのがあり、はじまったばかりの学校へ行くのがあまりにも憂鬱で
近年では、五月病を前に四月でダウンする人も少なくはありません。
四月の気候は、そう人だけでなく、桜の花びらまでも吹き飛ばし流してしまうのです。

なにより、桜が開花してから散るまで約10日前後
そして八分咲きから満開の一番きれいな見頃は2,3日しかありません。

その数日間に休日が重なって、かつきれいに晴れるなんて日は数年に一度4年に一度もないのです。
さらにさらに自分の場合は体調も考慮しないといけないわけですから、きれいな桜を見るというのはあまりにも希有なのです。

自分はカメラ写真が好きですから毎年この時期になると桜を撮りに行きたいなと思うのですが
きれいな桜の写真が撮れると言うことがどれほど幸運で素晴らしいことなのか身をもって感じるようになりました。

年に一度10日ほどしか咲かない桜、人生が80年あったとしても落ち着いて花見が出来るなんて日は10回も来ないのかも知れません。

だからこそ、桜の美しさに惹かれその儚さに人は思いを馳せるのです。
学校の校庭に植えられていた立派な桜があのころの淡い記憶をより一層儚くさせてくれます。

そして今年もまた満開の桜を見ることなく今日の雨風でほぼ散ってしまったのでした。

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みかさ
Posted byみかさ

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