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43UH6100 LG テレビ


先日の、秋のAmazonセールにてLGの4K液晶テレビが激安だったので
もう考えるのを止めてポチってしまいました。

今回買ったのはLGの43UH6100です。2016年モデルです。
初めてのLG製品そして純韓国製の家電を買いました。

去年からテレビをいい加減買い換えようとヨドバシ行ったりビックカメラ行ったりしながら
考えていたのですが一向にこれだというテレビが分からず決まらず困っていたところ……

安かったというのが最大の決め手だったのですが
PanasonicもSHARPもSONYもどうにも番組表やリモコンのボタン配置など
納得のいく品質のテレビがどうにも見つからず
LGの安さとある程度のデザイン性ですべてを受け入れてしまえとエイヤとAmazonのカートにぶち込んだわけです。

先週EIZOのPC用モニタを買ったばかりですが
写真や長時間テキストを読むようなことが無ければアニメを見るとしても画質はそんなに拘らず
とりあえずニュースと適当なテレビ番組が見られたらいいなと。

なんにしても6年?7年ぶりにテレビを買ったらLG製でも凄まじい進化に驚きっぱなしでした。

続きからフォト付きレビュー

※追記
モデルチェンジして、現行モデルは ”43UK6500EJD ”になっています。
スペックを見るからに基本性能はほぼ同じようです。唯一大きく変わったは足。1本になっています。
またwebOSが2.0から3.5へアップデートしています。

2018年冬のサイバーマンデーに「 ”43UK6500EJD ”」が登場予定です!!!

LG 43V型 液晶 テレビ 43UK6500EJD 4K HDR対応 直下型LED IPSパネル 2018年モデル
LG Electronics Japan (2018-06-29)
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AmazonタイムセールのAmazon発送の商品ですが、佐川の10tトラックで来ました。
テレビと言えば重たいイメージだったのですけど
箱は非常にスリムで大きさのわりに一人でも楽々持てる重さです。
43UH6100 LG テレビ

段ボールをあけると、電源ケーブルと付属の脚二本が出てきました。
ただ説明書が見当たらず手を入れてさぐってみると底の方へ落ちていました。
※詳しい使い方はTVに内臓されていていつでも見ることが出来ます。
43UH6100 LG テレビ

この手の製品には大抵箱からの出し方から書いてある物ですが
このLGのテレビにはそれらしき表記は見当たりません
ただベゼルレスの薄型液晶テレビなので説明書には持ったときに画面を潰さないようにとだけ注意書きがありました。

また同封されている紙の説明書ですが、基本事項だけで非常にシンプルです。
加えて、スタートアップガイド(初期設定とネットへのつなぎ方)と名付けられたパンフレットのような紙が二枚入っていますが
この43UH6100用の説明ではなくLGテレビ全共通の説明書きのようで
リモコンを見ても該当するボタンが見当たらなかったりします。
なので、詳しいことはテレビに内蔵されている説明書を読む必要があります。


テレビですが、簡単なくみたてが必要でプラスのドライバーが一本必要になります。
どうやって出せばいいのか分からないテレビをどうにか段ボールから出して
指示通り段ボールの上にモニタを載せると脚がいい感じに取り付けられます。
43UH6100 LG テレビ

■BEFORE※SHARP AQUOSの32インチです。
IMG_0217-3.jpg

■AFTER
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結構軽いので少し大変ですが、大人なら一人でも何とか作業できる感じです。
二人でやればあっという間に設置できるでしょう。

初期設定もWi-Fiへの接続もさくさくと完了しテレビがつきました。
第一印象は…ちょっと小さかったかも…
DELLのベゼルレス液晶を導入したときもそうでしたが、
ベゼルレス液晶は圧迫感が非常に小さく思っている大きさの二回りは大きな液晶が入れられるようです。
6100シリーズは同じラインナップとして49型もあるのでそちらの方も検討しても良いと思います。

テレビの脚もシンプルで以前と比べると驚くほどすっきりとしました。

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重視しているリモコン。
見た目以上にちゃっちくプラスチッキ-で軽いです。
同じプラスチックでもなんだか薄くすぐ割れてしまいそうなちゃっちさです。
Amazonレビューでも指摘されていますが、このLGのテレビ最大の難点であるらしい
リモコンの反応の悪さもこの安っぽさを見れば納得です。

思っていた以上に感度が悪いので学習リモコンなどで代替するか、別売りのリモコンを買った方が良い気がします。

ただし、ボタンの配列は良く考えてあるらしく余りストレスを感じません。

43UH6100 LG テレビ
恒例行事?ロゴマークはテープで埋めてしまいました。こうすればLGでも全く気になりません。

43UH6100 LG テレビ
最も気になっていた番組表ですが、表示もすっきりと文字のフォントも読みやすい。
表示の大きさも簡単に切り替えることができます。
とりあえずうちは地上波が6局しかないので6列にしました。(上の写真は初期設定の5列です。)
SHARPのAQUOSではフォントや配列の雑さにイライラ全開でした。
表示までのタイムラグはそれなりにありますがSONYほど遅くもなく。

番組表だけ見たら、10年前に使っていた日立のwooがもっとも見やすく操作もしやすかったかも知れませんが
wooは製造がいつの間にか終わってしまっていました。

■音質について
43UH6100 LG テレビ
ベゼルレス超薄型テレビの宿命ですが、音はかなり籠もっていてニュースなんかは声が本当に聞き取りにくくなります。
低域はそれなりに出ている印象ですが中高域が凄まじく籠もっているので
外付けスピーカーの導入はマストかも知れません。
2008年に買ったONKYOのアクティブスピーカーGX100HDを引っ張り出して接続しました。
まさかここでまた使うことになろうとは…

43UH6100はオーディオのアナログ出力がないので
光かHDMIもしくはヘッドホン端子からの出力になります。
また端子類は金メッキされておらず細かなところでのコストカットを感じます。

光でオーディオを繋いだ場合音量操作はテレビで出来なくなるため
専用のスピーカーを買った方がいいかもしれません。
GX100HDではリモコンが無いので音量操作が不便です。

リモコン付きDAC内蔵小型プリメインアンプに適当なスピーカーを繋げることをおすすめします。
DENONのPMA60は縦置きできる上に音量が数字で表示されるのでテレビ向けです。




■WEB OS3.0に対応しています
外部機器を繋げることなく、設置して簡単な設定を行うとですぐにAmazonのプライムビデオやYoutubeが簡単に見ることができました。
また大きな画面でのYoutubeは初めてで、4K映像は疑似4Kパネルながら非常に綺麗です。
※Youtubeは初期インストールされていないので無料アプリをダウンロードする必要があります。

43UH6100 LG テレビ

Amazonプライムビデオも余計なパーツを加えることなくログインするだけですぐに試聴可能です。
43UH6100 LG テレビ

WEB OS起動時に気がついたのですが、画面が一色になると発色にムラがあるのがわかります。
テレビを見ている分には分からないのですが四隅が暗くなっていて全体にすこしの縞模様が出ています。
43UH6100 LG テレビ

■全体の安っぽさにつて
何処にも妥協の無いコストカットを感じました。執念すら感じます。w
梱包、説明書、テレビの脚やリモコン、背面の雌コネクタ…
さらには公式webサイトにあるはずの詳細情報がほとんどありません。
安さの秘密は買ってみれば分かると思います。

IPS4KパネルでWEBOSも入って入れられるだけの機能はすべて詰め込んだテレビですが
それぞれの安っぽさを見るとファミレスお子様セットのようなテレビです。
ただし本当に最低限の機能は取りそろえてあり出来ることはほぼ揃っています。

■気になるモニタとしての画質
疑似4Kと言われているRGBW方式のパネルを採用していますが
4Kパネルははじめてなので4K解像度としてのレビューは控えますが、
フルHDとしてみたらそこそこ綺麗です。

このLGのテレビ、シーン別に特徴が色濃く出ているので
用途別に軽く感想を書いておきます。

△ニュースバラエティ
肌色がちょんと出せないのが気になります。
アニメやゲームに合わせて色調を調整すると実写があまりにも不自然です。
かといってシネマ調の画質ではニュース番組暗くシュールに感じられます。
ただそんな真剣にニュースを見たりしないバラエティもながら作業の流し見などといった条件なら十分すぎるでしょう。

違和感はあるにはありますが、他に有機EL液晶などを持っていなかったらすぐになれました。
最初は明らかに色味がおかしいと感じていたのですが詳細設定で明るさをすこし絞ってあげると
ぱっと見には気にならなくなりました。

◎アニメ
クッキリ色鮮やかで十分に見られる画質です。
凄まじく早い作画でも無い限りは残像感も気になりません。
また、映像補完ができるトゥルーモーションというモードがありONにすると日常アニメで恐ろしいまでにぬるぬるした動きになります。
強中弱とターボ具合を調整出来てちょうど良い具合のぬるぬる作画が見れます。
日常的に使うと違和感があるので おもしろ機能の一つとしてこんなのがあるんだなくらいに覚えておくと良いと思います。

◎ゲーム
色鮮やかで明細感の強い4Kパネルでゲーム画面がより楽しくなる印象です。
スプラトゥーンなんかはインクが色鮮やかで綺麗です。
ただし廃人クラスのコンマ0.何秒を競うような場面では残像感がありちょっと使えないかなと思います。

○実写映画
これまた速い動きにはややシビアですがそれっぽい色合いや雰囲気は十分出せます。
むしろこの雰囲気づくりが最もうまいのがLGの液晶かと思います。

×PC用モニタとして
PCモニタとしては色むらが気になりそうです。
ましてやEIZOと比べたら話になりません。DELLとですら相手にならなそうです。
なにより細かい字を見るには目が疲れる感じが強いです。
MacBookとHDMIと繋いでみましたが、
4Kモードでも文字がカクカクした感じであまりきれいではありません。
サブモニターとして使うなら大きな画面でしかも4Kなのでおもしろいかなと思います。

■その他、細かい機能について
録画機能が搭載されておりUSBで外付けHDDを接続するだけでレコーダーになります。
最大予約件数は50件までで同時録画は出来ません。
放送時間が変更された場合でも時間を追って録画してくれます。
1クール毎に番組が入れ替わるようなアニメでは最終回が来たら手動で録画予約を消す必要があります。

早送りは出来ますがなぜかスロー再生が出来ません。
液晶画面なので一時停止はずっと表示していてくれます。1年使いましたが今のところ焼き付いたことはありません。
録画のスキップは15秒間隔です。
また早送りはx2x4x8x16倍まで録画した2時間番組の途中からみたい場合は
再生バーを表示させて大まかにスキップしながら見る感じで目標のシーンに辿り着くのに苦労します。
ただ、別売りのリモコンを買うと再生バーの操作がしやすくなるようです。

ズーム機能がありますがスクリーンショット機能はありません。

■まとめ
今回初めて純韓国製の家電を買ってみたわけですが割り切って買うならば悪くない選択肢かなと思います。
再三いっておきたいのはこれだけの機能を搭載して7万円台ですから
大きなテレビで適当に遊びたい人にはうってつけかなと思います。

画質には凝らないけどデザインが良く安いテレビが欲しいなら
もうLGは避けて通れないメーカーになってしまっていると思います。

今回LGのテレビを買ってみてiPadやEIZOの優秀さが身にしみて分かりました。
映像にとことん拘るなら最低このLGの3倍は予算を上げないとダメかもしれません。
SONYを初めとする国産メーカーにも使いやすく良いデザインの家電を作って欲しいなと。

■1年使ってみての感想
結論から言って買って良かったです。
一番の不満は43インチではなく49インチを買えば良かったということ。テレビは大きい方がいいです。
LGといえばサポートが悪いと噂されていますが初期不良もなく今のところ故障や不具合もないまま普通に使えています。
最初は画質に違和感ありましたが1年も経つと色が変だとか残像感とか特に不満は感じません。
なんといっても本当に最低限の機能は充実していてこれ一台で十分満足しています。
録画機能もBSのアニメをざっくり録画していますが快適にアニメが見られています。
ちょっと気になったYoutube動画を家族で見たり出来るのも嬉しい機能です。

以前よりもテレビを見る時間が増えてとてもいい買い物だったと思います。

■最後に
秋のAmazonタイムセールは終わってしまいましたが
LGのテレビはタイムセールの常連なので高い確率でまた大幅値下げされることが予想されます。
またハイセンスやドンキの4Kモニタなどライバルが増えて価格競争が激化し
1年前より、LGの4Kテレビはさらにさらに安くなっています。

妥協点をしっかりと確認して、Amazonのセールを待ってみてはいかがでしょうか。
7万円台なら買いだと思います。

Amazonのサイバーマンデーやプライムセールではほぼ確実に最安値で登場するはずです。
この際に4Kテレビを買ってみてはいかがでしょうか?

★2018年3月25日 追記
ハイセンスやDMMなど、4Kテレビの競争激化により価格はさらに安くなりました。
43型、49型、通常価格でもかなりお買い求め安い価格ですが
Amazonタイムセールにてさらにクーポン発行で10%OFFになっています。
とりあえず大きな薄型テレビが欲しい人はチェックしてみてください。

★2018年12月3日 追記
Amazonサイバーマンデーに登場予定の43インチLGテレビです。※スペックはほぼ一緒です。
↓↓↓↓↓↓
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16/09/27 Amazon タイムセール LG 4K液晶テレビ 43UH6100 75,800円
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みかさ
Posted byみかさ

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国産パネルの優秀さ、とは言いますが……。

SONY、Panasonic、東芝などの日本主要メーカーは、もはやパネルを自社生産してはいませんよ。とっくの昔からすべて韓国製です。今もなお国産パネル使用しているモデルと言ったら、AQUOSの一部のみでしょう。

国産が良いとされていた理由は、あくまでそこに搭載するエンジンにあったわけで……。パネルの問題ではありません。

それにしても、低価格帯については韓国のみならずハイセンスなど中国企業の台頭もあって、日本企業はほとんど太刀打ちできていませんが、高価格帯(25~100万)のシリーズをも網羅するようになったLGに対しては、「高いけど良い」という日本メーカーのアイデンティティも失われつつあります。

日本人がLGの低価格商品を手にして「全然ダメ(笑)」と貶している間に、中韓企業は着実に成長し、低価格のみならず高価格のハイクオリティ商品においても日本を圧倒しようとしているわけです。

かつて日本の車が欧米においてそうしたように、ですね。

日本メーカーの頑張りに日々期待している私ですが、レビューや口コミなどで中韓メーカーの製品を笑っている人たちを見ると、かつてアメリカで日本車が笑われていたのを思い出します。

そして「あぁ、こうして市場を乗っ取られていくんだなぁ」と思いながら、東芝などの没落を静かに眺めております笑。

2017/05/07 (Sun) 08:29 | EDIT | REPLY |   

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