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今回200万円のスピーカー(オーディオ)を買うに当たり
どのようにしてその結論に行き着いたのか簡単に記録しておくことにした。

以前の記事
シーナアイエンガー教授が指し示したオーディオの選び方とは
これの実践編です。


まずは簡単なセオリーから

オーディオの選択というものは高くなるにつれてどんどん難しいものになる。
べつにオーディオだけでない車や結婚など人生の様々な場面で重要な選択を迫られるときが来る。
オーディオの選択もまたその重要で難しい選択の一つになり得るのではないかと思う。

これは難しいというよりリスクが大きいというべきであろうか。
別にオーディオの場合大きな損をしたり命がかかっているわけではないのだけど。

オーディオにより最大限の満足感を得るためにはどうしたらよいか?
まずは正しいスピーカーを選ぶことから始まると思う。
しかしその選択は非常に困難である。

オーディオの選択を難しくしているいくつかの要素

1.自分に合っているか否かは数ヶ月から数年かかってわかることである
エージングである。コロコロ買い換えていては音がわからなくなってしまう。

2.同じ経験をしている模範となる人が少ないこと。
車ならおなじオーナーさんが数千人と居るが
スピーカーの場合、高級車の千分の一程度の出荷だという。
さらに普通の人は高級スピーカーを買うという経験が乏しいこと。
もしこれが日曜の夕食に何を食べるか程度の選択だとしたら何度も経験していて
どれを選んでもある一定の満足度はえられるはずだ。
しかし高級オーディオともなればオーディオ評論家でもない限り
そうそう忙しく買い換えることはしない、しできない。

3.中古価格が安定せず全体的に低いこと。
HI-FIオーディオの値段の高ささることながら、その中古価格は低い
一度買ってしまうとずっと持ち続けることになるか大きな損をしてしまう。
逆をいうと中古を買えば色々買える。

4.頼りになはずのるオーディオ評論家の評価はあまりにもアテにならないこと。
オーディオ業界は「オーディオ評論家」≒「商品の宣伝マン」となっており
一番頼りになるはずの専門家のアドバイスはいただけない。

5.それぞれに必要な音があまりに間違うこと。
ソフトの違い部屋の違いなど様々な条件が音を作っているために
店頭の試聴や試聴会の試聴では判断できない。
また自宅視聴という手もあるのだが、ほんの数日では使いこなすことは難しい。
スピーカーをたった数センチ左右に動かすだけで音が変わってしまう。
またその部屋でのベストなセッティングは相当に詰めないと難しい。
今回、試聴=当てにならないとした。

6.オーディオの音に違いがあまりにもわかりにくいこと
ハイエンドスピーカーを聞き比べたところで
その差を見いだしてどちらが必要な音か判断するのは難しい。
さらには5.の要因も関わりその違いはあまりにも複雑で難解。
さらに音自体を表現する言葉は少なくそのほとんどが曖昧な表現になってしまう。
もともと、通常の人間では微妙な差を区別することは困難。
例えば、A.B.これは違う色であるが見かけでは判断できない。



加えて人間の脳のクセによる選択の妨害。
吊り橋効果、マシュマロテストでわかったこと。
これについてはシーナアイエンガー教授の「選択の科学」で詳しく書かれています。

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以下につづく


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オーディオを選ぶのが難しいということがわかったところで
実践編に入ります。

ベースは全て選択の科学が元になっています。

選ぶに当たり出したいくつかの条件。

1.価格は年収を超えないこと
まずローンは組まない借金しない。
支払いは現金一括とした。

2.10年以上にわたり使えること
物理的に壊れないことももちろんだがサポート体制の安定や
飽きが来ないこと、途中で手放すことがないようにしたい。

3.大人二人で設置できること
80kgを超えなければなんとかなるだろうとここはかなり曖昧。

4.ユーザーから一定の評価を得ていること
評論家や自分での試聴が当てにならない以上、
そのオーディオはそのオーナーさんが一番の理解者となる。

5.音は中庸で飾り気がないこと
得意不得意がはっきりしていると楽しめる音楽の幅が狭くなる。
欲張りなのでオールジャンルいきたい。

6.外見が美しくある程度の容量を持っていること
ここでは角の無さ=美しさとした



先ず初めに行ったのが予算の設定
それにともなうスピーカーを幾つかリストアップした。
普通の人なら次に行うのが試聴なのだが今までの理論上意味がないとし試聴はしない。
※ただし実物は見に行く。
これでは肝心の音がわからないので今回頼りにしたのはやはりオーナーさんの生の感想である。
ネットを探すとたくさんのレビューがある。
その中でも試聴レビューではなく
実際に自分の部屋に設置し使いこなしたと見られるレビューを参考にした。
その上で雑誌を見ると評論家のレビューもいいたいことがそれなりにわかってくる。

・レビューの多さ=精度の向上
・冒険する人=金を無駄にしている人
と踏んだ。

必然的に最も人気のあるB&Wに行き着いた。
灯台もと暗しだろうか?最初から決まっていたのである。

以前からの刷り込みも若干あるかもしれない。
オーディオショップでのリファレンスとの扱いのために吊り橋効果も否めない。

それでも抜本的に欲しかったのはB&Wであったことは間違いない。
この記事自体それを肯定するための理由作りでしかないかもしれない。
ただずっと800シリーズに憧れ続け、
それを手にする正当な理由が手に入ったのである。

直感ではない10年後を見据えた確かなスピーカー選びができたのか?

途中TADやDALIなどに心が揺らいだのだが心の底から欲しかったのはB&Wでした。

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みかさ
Posted byみかさ

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